便秘に伴う症状の一つに「食欲不振」が挙げられます。
今回は食欲不振と便秘の関係と、解消方法について解説いたします。
食欲不振とは、食欲が起こらない、または異常に少ない症状
食欲不振とは、食べたいという生理的な欲求がなくなっている状態をさします。
胃や腸などの消化器官は、ストレスや生活習慣の乱れなどの影響を非常に受けやすいです。
そんな食欲不振の原因の一つに、便秘もあります。
食欲不振の他に、お腹が張って苦しい状態が続いていたり、排便した後も残便感が残っている場合には、便秘が原因の可能性が考えられます。

この状態では、「食べないと便が作られないから排便できないし、でも排便できないから食べられないし …。」という悪循環に陥ってしまいます。
それだけ、食べることと排泄することには深いつながりがあるのです。
便秘からくる食欲不振の原因として考えられること

便秘からくる食欲不振の原因として、腸に便が溜まっているため、食べ物が腸まで運ばれていない状態が考えられます。
腸で渋滞が起きていて、通行止めになっているのですね。
また、便秘のときには腐敗ガスが腸に充満しています。
腐敗ガスは体に良いものではありませんから、このガスが溜まることで、体にさまざまな不調をきたします。
だるくなる、吐き気がするという症状が表れ、それが食欲不振をさらに増大させるのです。
便秘からくる食欲不振の解決法
果物を食べる
果物は甘くて水分も多いので食べやすく、食欲不振のときに重宝します。
また、果物には水溶性食物繊維が含まれているものが多くあります。
水溶性食物繊維には、便に水分を与えて柔らかくし、排便しやすくする効果があります。
果物そのものにも水分が豊富に含まれているので、便秘の解消にも効果的だと言えます。
ですが、食欲不振のときには、食物繊維のことなどあまり考えず、そのときに食べたい果物や好きな果物を摂ってください。
腸を刺激して動かす
腸を動かすために簡単に始められることと言えば、 毎朝起きてすぐにコップ一杯の水を飲むことです。
起きてすぐ水を飲むと、胃腸が刺激を受けて活発に動き始めます。
水を飲んで胃腸も起こしてあげるのです。

他にも、お腹周りのマッサージや、苦しくなければお腹周りの筋肉を使う運動を取り入れることも効果的ですから、できる方法から試してみてはいかがでしょうか。





























