呼吸法によるウォーミングアップから
普段運動をしている方でも、 急に運動をしたりすると身体を痛めてしまうこともありますよね。
しがたって、普段の生活で運動不足を実感している方が運動をすると、 筋肉が驚いて痛んでしまうことがあります。
なので、まずは簡単にできる呼吸法で、からだを温めていきましょう。
複式呼吸法
腹式呼吸は、呼吸に合わせておなかを動かす呼吸法です。 普段よりも深く呼吸をすることで、からだが温まります。
おなかの少し下の部分の、丹田と呼ばれる部分に力を入れて呼吸をすれば、 更におなかに力が入るのでおすすめです。
肩立ちストレッチ
仰向けになり、 下半身を垂直に持ち上げて、肩だけが接地している状態を作ります。
からだを伸ばしやすくするために、腕を腰に当てると安定します。
このストレッチには、 腰を持ち上げることで腹部や、腰、足などに程よい負担がかかります。
ですので、腹部や腰、足の筋肉が強化できます。
腹部周辺の筋肉が強化されることで、 排便時に腸が便を送り出すぜん動運動がスムーズになります。
このストレッチは、無理をしたり、 からだの重心がずれて転んでしまうとケガに繋がるので、 無理のない範囲で行うようにしてください。
骨盤を引き締めるストレッチ
骨盤が歪んでいると、股部分の関節に負担がかかってしまうのです。
股関節が圧迫されて、骨よりも内側にある内臓も圧迫するのです。
リンパや血液の流れが悪化するので、 腸の働きも鈍くなってしまいます。
ですので、上手に排便をするためには、 引き締まった骨盤が欠かさないのです。
そこで、骨盤を引き締めるストレッチのご紹介です。
うつぶせになり、上半身を持ち上げて、 頭を足の方へそらせるストレッチです。
このとき、 骨盤がキュッと引き締まっているのを感じると、 からだが伸びている証拠です。
背筋、背骨も骨盤と一緒に伸びるので、 血の巡りが良くなることで、代謝が良くなります。
骨盤が引き締まり、からだもスマートに近づけます。
運動不足だけが便秘の原因ではありません
便秘の原因はさまざまですが、運動不足だけが原因で便秘になっている方は実は少ないのです。
もちろん、ストレッチや運動によって便秘の症状は緩和されますが、 根本から解決するためには、生活習慣や食事の内容も同時に見直す必要があります。
具体的には、睡眠時間の確保や、食物繊維を中心として食生活にしていくことです。
日々の生活スタイルに合わせて、生活習慣の改善や運動は可能な範囲で行いましょう。