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便秘の種類その1「機能性便秘」

便秘にはいくつか種類があり、機能性便秘と器質性便秘に大きく分けられます。

一般的に便秘といえば機能性便秘を指します。
器質性便秘の症状には吐き気や嘔吐、腹痛を伴うことがありますが、それよりも良く聞くのは「便秘でお腹がポッコリ膨らんで…」といった話ではないでしょうか?

機能性便秘とは?

機能性便秘は、大腸の筋肉がゆるみ、便を押し出す力が弱くなることで起こります。

機能性便秘の「機能」とは、大腸で便が作られる過程や、直腸の排便の仕組みに関する機能のことを指します。
その中で便秘の原因となる機能ごとに、「弛緩性便秘」「けいれん性便秘」「直腸性便秘」の3 つのタイプに分けられます。
ご自身の便秘がどれに当てはまるのか、まずは便秘の種類を知っていきましょう。

弛緩性便秘って?

日本人の便秘のタイプでは最も多く、特に女性や高齢者の方に多く見られます。

なぜ日本人はこの便秘になるのでしょうか?

筋力が落ちる原因に、運動不足があります。
ライフスタイルによっては、一日で運動できる機会が全くないという方もいらっしゃると思いますので、仕方がないのかもしれません。

そして、これは女性に多いことですが、運動せず食事制限のみのダイエットをすると、脂肪だけでなく筋肉も落ちていきます。
小食や偏食をしていると作られる便の量が足りなくな るため、大腸が刺激されず、ぜん動運動が起こりにくくなります。

女性に弛緩性便秘が多いのはこのような要素が関係していそうです。

もうひとつ、筋力が落ちる大きな原因として、加齢が挙げられます。
弛緩性便秘が高齢社会の日本で多いのもうなずけます。
弛緩性便秘の症状として、大腸に溜まった便からガスが発生し、お腹がポッコリと膨らむと いうものがあります。
強い痛みはほとんどありませんが不快感を伴います。

けいれん性便秘って?

けいれん性便秘は、ストレスなど精神面からの影響で起こる便秘です。
人により、便秘と下痢を交互に繰り返す症状があるのが特徴です。

「ストレスと便秘に何の関係があるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

さまざまな体の機能を自動制御してくれている、自律神経という神経があります。
自律神経は消化器系の働きも制御しているのですが、何らかの原因で自律神経が乱れると、大腸の活動に影響を与えるのです。
自律神経が乱れる大きな原因の一つが、ストレスというわけです。

環境の変化や不規則な生活、人間関係の悩みなどストレスを感じる原因はいたるところに ありますから、けいれん性便秘は誰でも可能性がある便秘といえます。

特に人間関係や仕事のプレッシャーによって起こりやすく、女性よりも男性に多いというデータもあるようです。

直腸性便秘って?

大腸で作られた便が肛門近くまで運ばれてきても、直腸に問題があってうまく排便できないというタイプの便秘です。
大腸の機能には問題がないという方にも便秘は起こります。

通常、便が直腸に到達すると、直腸の刺激が脳に伝わり、「便が来た」と報告します。
すると脳は「便を出そう」と体を動かし、大腸のぜん動運動を促したり、
肛門をゆるめたりします。

これを排便反射というのですが,排便がなくても数分で収まってしまいます。
コントロールできてしまうので、排便を我慢できてしまうのです。
排便反射は、便意を我慢し続けていると起こりにくくなってきます。

そうして排便のリズムが狂うことによって、便秘になるのです。

この直腸性便秘は、学校や職場でトイレに行くことが恥ずかしいと感じてしまう女性や子どもがなりやすいと言われています。
また、入院中に思うようにトイレに行けない患者さんにも多い便秘です。

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まとめ

機能性便秘は、食生活や排便習慣の改善など、
生活習慣を変えていくことで解消できるものとされています。
しかし、今まで続けてきた生活をすぐに変えるには時間がかかりますから、今すでに「便秘から解放されたい」と感じている方には難しいのではないでしょうか。
そんな方は、便秘薬で解消することを考えてみるのも良いと思います。

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