便秘で悩んでいる皆さんは、便秘解消法として便秘薬を使った経験もあると思います。
しかし、何気なく使っている便秘薬の効果や効能について知っていますか?
便秘薬によって効き方は変わるので、確認をしておくことが大切です。
便秘薬は一般的に大腸のぜん動運動を活発にする成分が配合されています。
その成分や配合量が製品によって違っています。
ここでは「昭和便秘のおくすり」の効果、効能について紹介していきたいと思います。
大腸のぜん動運動だけを活発にさせてしまう成分の薬も
ここでは「昭和便秘のおくすり」に使われている原材料を紹介していきたいと思います。
まずは「大黄(ダイオウ)」、漢方医学では将軍とも呼ばれている重要な生薬です。
その理由は漢方において、体調が悪いときに飲めば病毒を追い払う力がとても強く、 頼もしいことからきていると言われています。
効果がしっかりと現れる生薬だったので、昔から頼りにされてきたのです。
次に「生姜(ショウキョウ)」はショウガですが、漢方の世界ではショウキョウと読みます。
皆さんにも馴染みがある通り、体に取り入れるとポカポカと身体を温かくしてくれます。
それだけではなく、実は生姜が内臓も温めてくれることを知っていましたか?
内臓を温めることで、大黄で腸が冷えがちになっても生姜がこれを補ってくれます。
冷えによる腹痛から守ってくれることもあり、生姜もお腹の救世主の一人です。
最後に「芍薬(シャクヤク)」は牡丹に似た美しい花を付けます。
見た目が綺麗な事から、美しい女性の比喩や素敵な花言葉が付いていたりします。
それと同時に、薬として使えば痛みや緊張を緩和する作用があります。
なので、芍薬は万能薬とも呼ばれる漢方の重鎮的存在なのです。
原材料が持つ効能はまさに「お腹のお医者様」
次に3つの生薬が持つ「昭和便秘のおくすり」で発揮されている効能を、実際の流れに沿って説明したいと思います。
最初に、大黄が腸に元々持つ自然運動を思い出せるよう働きかけます。腸のサポートをしてあげるので負担が少ないです。
大黄が先陣を切って頑張っていると、次第に大黄の作用によってお腹が冷えがちになります。
そこで、副作用を補うために、生姜と芍薬、それぞれが力を発揮します。
生姜の持つ内臓を温める効果で、腸内の冷えを防ぎます。
自然運動が起こり易い温度にしてくれるのです。
最後に、大黄に突然動かされて驚いた腸を芍薬が落ち着かせてくれます。
芍薬の効能で腸の筋肉がリラックスします。
腸内環境を整えて腸が動きやすいように大黄のサポートを行うのです。
便秘薬を服用する際は、薬の効果を一番高めてくれる就寝前の服用がおすすめです。
なぜなら、朝起きた時に自然な便意がやってくるからです。
お互いを補う効能があるからこそ、腸内は優しく動き出します。
便秘のストレスからも解放され、スッキリとした一日が始まるのです。