急性便秘とは?
「便秘知らずの快便だったのに、急に便が出なくなった」
普段は便秘に悩んでいなくても、一時的にこういった経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか?
このような状態を、急性便秘といいます。
慢性的な便秘との違いは、原因の特定・解消が比較的簡単なことです。
ただし、病気が原因で便秘が起こっている場合はただちに病院で診察を受ける必要があります。
原因によって、対処法が大きく異なるというわけです。
いざというときに見分けがつくよう、急性便秘の特徴を原因別に見ていきましょう
急性便秘の原因①環境の変化やストレス
こちらは緊急を要するような心配はいらない例です。
・新年度で環境が変わった
・旅行や引っ越しで生活空間が変わった
・ダイエットのため食事メニューを変えた
・暴飲暴食をした
以上のどれもが便秘の原因になりえます。
大腸は人の精神状態に敏感なので、ちょっとした変化でも排便に影響する場合があるのです。
女性は生理前にホルモンの影響で便秘になりやすくなりますが、
これも急性便秘の一種といえます。
このように生活の変化に影響されて一時的に便が出ていないだけであれば、原因が改善されれば便秘は自然と治ります。
ただし、便秘は長引くほど治りにくくなっていくので、慢性化する前に早めに対処しましょう。
急性便秘の原因②病気
注意したいのは、病気が原因で起こる便秘です。
この便秘になっている場合、激しい痛み、吐き気や嘔吐、便に血や粘液が混じるなど、通常の便秘にはないサインが出ていることがあります。
便秘の原因として考えられる病気には、次のようなものがあります。
・腸捻転 … 腸がねじれる、折れ曲がる。
・腸閉塞(イレウス) … 内容物が長官に詰まる、腸管の癒着
・大腸ポリープ … 腸管内に腫瘍ができる
このような症状によって、便が腸の中の障害物に引っかかる、腸に詰まるなど、何か物理的な要因で運ばれなくなっている可能性があります。
この場合、手術などで原因を取り除かなくてはなりません。
一時的な便秘を便の渋滞だとすると、こちらは玉突き事故のようなものです。
放置しておいても自然回復は望めない便秘ですから、すぐさま内科や消化器科の診察を受けてください。
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まとめ 2 種類の急性便秘について解説しました。
普段からご自分の体調に気を配っておき、異変にはすぐ気付けるようにしたいですね。
病気が原因の便秘、一時的な便秘のどちらにしても、「ただの便秘だから」と侮らず、症状がひどい場合は無理せず病院へ行きましょう。
一時的な便秘のはずなのになかなか治らないという場合は、便秘薬で解消する方法もあります。
便秘薬の服用をお考えの方には、「昭和便秘のおくすり」をおすすめしたいと思います。
「昭和便秘のおくすり」は「大黄」「生姜」「芍薬」の3つの生薬を主成分とした便秘薬です。
大黄には大腸の動きを活発して排便を促す効果があり、生姜と芍薬には大黄による腸の冷えと緊張を和らげる効果があります。
便秘解消に必要な成分を、必要な分だけ配合することにこだわり、便秘薬の効きすぎによる腹痛が起こりにくいようにつくられた、おなか想いの便秘薬です。
「少しお通じがないだけなのに、薬に頼るなんて…」と抵抗を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、便秘は症状が軽い早期のうちに解消するのが効果的です。